基本─Windows11編

BGMやナレーションを追加する

作成したビデオにBGMを加えるのは簡単です。

ストーリーボードにすべてのクリップを並べ終えたら、ビデオエディター上部のメニューの「BGM」をクリックします。

そうすると、最初から用意されている音楽トラックが多数でてきます。音楽トラック名の左側の右向き三角をクリックすると音楽を試聴することができます。どんな長さの映像にもあてやすいよう、リピートして使えるものが多いです。

選び終わったら「完了」をクリックすると、BGMが動画に追加されます。

一番下の「ビデオを音楽のビートに同期する」にチェックが入った状態で「完了」をクリックすれば、音楽に合わせて写真の切り替えをしてくれます。写真多めに盛り込んだ動画の場合、BGMを変更するたびに各クリップの表示期間がちょっとずつ変化するはずです。

音量は、BGM選択画面の一番下で指定できます。写真だけの動画なら特に気にしなくてもいいですが、動画クリップ自体に音がある場合には、それがBGMに邪魔されず聞き取れる範囲に調整したほうがいいでしょう。

また動画クリップ自体の音は不要ということであればそれをミュート(音を消すこと)することもできます。クリップの写真右側にスピーカーアイコンがありますので、そこを右クリックします。そうすると縦長の音量スライドが表示されますので、一番下までドラッグすれば「0」で音声が消えます。

同じことは右クリックでメニューを表示させ、その中の「音量」を選択しても可能です。

ビデオエディターにプリセットされている音楽を使うのではない場合には「カスタムオーディオ」をクリックします。

右側の「+オーディオファイルの追加」をクリックして、音楽ファイルを選択して「開く」ボタンをクリックすると追加されます。

プレビュー画面の下の時間軸で、太い青線になっているのが追加した音楽ファイルが再生される区間ですので、左右両端の青い長方形をドラッグして始点と終点を変更しましょう。カスタムオーディオの場合、音楽は複数追加することができます。「+オーディオファイルの追加」をもう一度クリックして別の音楽ファイルを選択すれば、一曲が終わった後にもう一曲を追加できます。

一度追加した音楽を削除したい場合には、画面右側に並んでいる音楽クリップを選択し、右上の「×」をクリックすれば削除できます。

自分の声でナレーションをいれたい場合には、Windows11に標準同梱されているソフト「ボイスレコーダー」が利用できます。ビデオエディターのプレビュー画面で再生を開始した直後にボイスレコーダーも録音開始し、実際の動画を見ながら説明などを読上げていきます。動画が終了したらボイスレコーダも停止すれば、動画とほぼ同じ長さの録音ファイルができあがるはずです。

それをビデオエディターの「カスタムオーディオ」で使えば、動画にぴったりあったナレーションを追加できます。

ちなみにボイスレコーダーで録音したファイルがどこに保存されているのかがわからない場合には、録音されたファイル一覧の上で右クリックをしメニューを表示させ「ファイルの場所を開く」を選択します。そうすればファイル保存場所がわかります。

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