[フォトで写真編集] 傾きを調整する

0度から45度/-45度まで、縦方向のスライダーをドラッグ操作しながらの傾き調整ができます。その際、傾いた縁がでないよう自動トリミングもしてくれるので、傾き調整した後トリミングして斜めになった上下両端の縁を削除するという手間が不要です。


写真を選択し「編集と作成」から編集スタート

まずは「フォト」の最初の「コレクション」の画面で、編集したい写真を選択しクリックして拡大表示にします。

次に右上のメニュー「編集と作成」をクリックし、ひとつめの「編集」を選択してクリックしてください。

これが編集画面です。


「クロップと回転」を選択する

編集画面の右側にはコントロールパネルがあります。その最上部の「クロップと回転」をクリックしてください。「クロップ(crop)」とは「刈り込む・切り落とす」という意味で、写真の一部だけを残し不要な部分をカットすることです。「トリミング」とも同じ意味です。

するとこんな画面になります。写真のすぐ横に縦の点線のラインがあり、中央に「●」があり右側に「0°」と書かれています。


スライダーを上下に動かして角度調整する

この「●」をマウスでドラッグして上下に動かしてみてください。

上にスライドすると反時計回り方向に、下にスライドすると時計回り方向に回転します。写真編集ソフトでは、四つ角部分をドラッグして回転させるか、回転角度を数値で入力するかの二択となっているものが多いですが、その両方をミックスさせたような操作になっていて、画像と数値両方を確認しながら回転させられます。

なお、この回転調整をすると画像が自動的に拡大表示されます。これは回転すると必然的に上下左右の縁もその分傾いてしまうため、その傾いている縁部分を自動的にトリミング(上下左右の縁が傾いた分をカットする)しているためです。実際には写真のサイズが縮小していることになります。

傾き調整→トリミングを同時にやってくれるのは便利ですが、「縁も含めて斜めに傾いた写真」を作りたい場合には、別の方法を探す必要があります。


「コピーを保存」で編集した写真を保存する

傾き調整が終わったら「完了」をクリックしましょう。ひとつ前の編集画面に戻ります。

これで編集作業がすべて終了なら画像を保存する必要がありますが、ひとつ注意があります。

編集画面の右下には「保存」と「コピーを保存」の2つがあります。

「保存」をクリックすると上書き保存されてしまい、元のオリジナル写真が失われてしまいます。オリジナル写真は二度と不要ということならそれでもいいですが、基本的には「コピーを保存」にしておいたほうが安全かなと思います。

その場合、オリジナル写真と同じフォルダに「IMG_3411 (2).JPG」といったように「(2)」をつけた形で保存されます。さらに何か別の編集などを加え「コピーを保存」にすると今度は「IMG_3411 (3).JPG」というファイルが保存されます。

あとで見比べながら不要ファイルを削除するのは簡単ですので、編集過程では少しこまめに「コピーを保存」しておくことといいかもしれません。