例えば料理レシピや旅行予定の観光地の情報など、インターネットで見つけた情報も、後で必要な時にさっと取り出せなくては意味がありません。
そんなインターネット情報をまとめておく場所としても、OneNoteは有効です。
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URLを張り付けると自動でリンク
OneNoteのページ上に特定のウェブサイトへのリンク(ハイパーリンク)を張り付けて、簡単にそのウェブサイトに飛んでいけるようにするというものです。
使い方は簡単。
「http://」や「https://」で始まるURLを書き込んだり、コピー&ペーストすると、自動的にそのURLからリンクが張られ、URLの部分のテキストは青色で下線がついた状態となります。そこをクリックすると、ウェブサイトが開きます(ウェブサイトが開かないなという場合には、OneNoteアプリのサイズを縮小すると、その裏でブラウザが開いている可能性があります)。
特定のテキストや画像に「リンク」を設定
先ほどのリンクは「URLをクリックするとウェブサイトが開く」というものでしたが、URLではなく特定のテキストをクリックするとウェブサイトに飛ぶリンクを張りたいという場合には、別の方法があります。
「挿入」タブを開き、「リンク」ボタンをクリックします。 すると小さなウインドウが開きます。
そこにリンクしたいテキストとURLを入力して「挿入」を押します。これでクリックするとそのウェブサイトに飛ぶリンクが作成されます。
作成したリンクもコンテナの中に入っていますので、ドラッグで好きな場所に移動することができますし、文章や画像と同じコンテナに格納することもできます。
記述した文章の一部や挿入した画像にリンクを張ることもできます。
文章の一部からリンクを張りたい場合は、まずリンクを張りたいテキストを範囲指定します。そうするとテキストの上に文字装飾のメニューが登場します。一番右端の「・・・(もっと見る)」をクリックすると、さらなるメニューが表示されますので、そこから「リンク」を選択しましょう。
そうすると先ほどの「挿入>リンク」同様に、テキストとURLを入力するウインドウが開きますので、リンクしたいアドレス(URL)を入力して「挿入」をクリックします。
テキストだけでなく、画像に対してリンクを張ることも可能です。やり方は一緒。
画像を挿入した後、画像を右クリックしましょう。するとウインドウが現れ、メニューが表示されます。その中の「リンク」をクリックしてアドレス(URL)を設定します。
ただ画像にリンクを張った場合、テキストのように「クリックしたらそのウェブサイトに飛ぶ」わけではなく、画像から右クリックでメニューを開き、「リンク>リンクを開く」を選択する必要があります。正直ちょっと面倒なので、やはりテキストからのリンクにしておいたほうがわかりやすいし手間もかからないと思います。
WEBサイトの情報を張り付ける
リンクではなく、ウェブサイト上の文章や画像を直接貼り付けることもできます。著作権がありますので、そのコンテンツを著作権者の許可を得ずに外部に公開するなどしてはいけませんが、OneNote上で個人的に使うためであれば問題ありません。
手順は簡単です。
貼り付けたいウェブサイトで貼り付けたい個所を全部指定しコピーし、OneNoteのページ上で「貼り付け」をするだけです。
画像やテキスト、リンクなど含め基本的にほとんど貼り付けることができます。
またその一番下には「貼り付け元」として、該当ウェブサイトのアドレス(URL)もリンク付きで挿入されますので、最新情報をチェックに行くことも簡単にできます。
「OneNote Clipper」でWEBサイト丸ごと張り付け
ブラウザからの操作で、ウェブサイトを丸ごとOneNoteに張り付けることもできます。その場合、事前にブラウザにプラグイン(機能を拡張させる追加のアプリケーション)をインストールしておく必要があります。
●Microsoft Edge用の「OneNote Clipper」
●Google Chrome用の「OneNote Clipper」
例えばGoogle Chromeをお使いの方であれば、下記のようにブラウザの上部メニューバー上にOneNoteボタンが追加されます。
丸ごと保存したいWEBサイトを開いて、そのボタンをクリックします。初回だけマイクロソフトアカウントへのログインと情報アクセスの許可が求められます。
その後クリップするための画面が開きます。「ページ全体」「領域」「記事」「ブックマーク」を選び、保存したい場所(ノートブック・セクション)を選択します。そして「クリップ」を押せば完了です。
そのページのタイトルとして設定されている文字列が、OneNoteでもページタイトルとして保存されます。
後でしっかり読みたいサイトをクリッピングしておくのにも便利な機能です。