動画&写真ファイルを読み込んで並べる

ムービーメーカーでは、ビデオカメラやデジカメ、スマホで撮影した動画の他、写真ファイル、音楽ファイルを組み合わせて一本の動画作品を完成させることができます。まずは素材となるファイルを読み込むところからスタートです。

動画&写真ファイルを指定して読み込む

ソフトを最初に起動した時は、こんな画面です。
動画編集の最初の一歩は、作成する「素材」となる動画や写真ファイルを読み込む(取り込む)こと。その素材を「クリップ」などと言うこともあります。

読み込む動画は一本だけでもいいですし、複数でもいいです。また動画と写真を混ぜたり、写真だけを何枚も並べて動画にすることもできます。

読み込むファイルを指定する方法は2つあります。
ひとつは作業メニュー「ホーム」タブの「ビデオおよび写真の追加」を左クリックしてファイルを指定する方法、もうひとつは、空のタイムラインの真ん中にあるアイコンを左クリックする方法です。

どちらも同じなので、好きなほうで。
初回の読み込み以降は、「ホーム」タブ「ビデオおよび写真の追加」メニューからになります。

複数のファイルを一度に指定する場合は、「Shiftキー」もしくは「Ctrlキー」を押しながらファイルを左クリックしてください。動画&写真ファイルは、ファイル名の順番に自動的にタイムライン上に並びます。

試しに再生画面の「再生ボタン」を左クリックすると、並んだ複数の動画がその順番で再生されます。特に順序変更やカット編集が必要ない場合は、それで「プロジェクトの保存」「ムービーの保存」をすれば完了です。

ドラッグで並び順を変更する

読み込んだクリップの順番を変えるには、タイムラインで該当クリップをドラッグします。

上の画面キャプチャを拡大してみてください。
途中に白い四角い穴が縦に並んでいる場所がいくつもあると思います。フィルムの「送り穴」を模したもので、この送り穴から送り穴までが一個の動画クリップです。動画クリップには途中のシーン写真が並んでいて、一番最初の写真だけが鮮明で次からは霧がかったようになっています。

四列目の途中からは送り穴がありません。これは写真ファイルです。写真ファイルは読み込むと1枚7秒の長さでタイムラインに並びます(後で時間は変えられる)。上の画面キャプチャでは3つの写真クリップが並んでいます。これも動画クリップ同様一番最初だけ鮮明です。

最初、どこからどこまでが1個のクリップなのかわかりにくいと思いますが、いじっているうちに慣れるでしょう。

クリップの上を左クリックすると、周りに水色の縁がつきます。これでクリップが選択された状態なので、そのままドラッグして挿入したい場所まで移動させます。

不要なクリップを削除する

クリップを選択して、キーボードの「Delete(削除)キー」で削除してください。Windowsムービーメーカー上で削除しても、もともとPC内に保存されている動画ファイルは削除されません。

クリップ上で右クリックしメニュー表示

選択したクリップの上で右クリックするとメニューのミニウィンドウがが開きます。そのクリップをコピーしたり削除したりすることができます。ただ同じことは作業メニューで可能なので、特に覚えなくても問題ありません。