Windows ムービーメーカーの画面

動画編集ソフトは、動画ならではの「時間軸」もあるため、画像編集ソフトや文章作成ソフトなどと比べても初心者にとって取っつきにくい画面になっています。でもすぐ慣れます!まずは全体を見てみましょう。

動画編集が初めてだと、まず画面を見て戸惑います。
慣れればそれほど難しくないので、まずは基本だけざっくり理解しましょう。

画面の構成

大きく3つのパーツに分かれています。

<最上部>一番上に作業メニューがあります。「ホーム」「アニメーション」「視覚効果」などのタブの下にそれぞれメニューが並んでいます。

<中央左側>その下の左側は再生画面です。編集作業途中の映像を、ここで再生して確認しながら作業を進めます。

<中央右側>もっとも広いエリアを占めているのが「タイムライン」です。写真が連なったものが何行も並んでいますが、これ実は一本のつながった「フィルム」のようなものだと考えてください。一番左上が「始点」、一番右下が映像の「終点」です。動画編集作業はここで、このフィルムを切ったり、並べ替えたり、字幕を挿入したりして行います。

作業メニュー

まずは各タブの下にどんなメニューがあるかだけ見ておきましょう。

●ホーム

●アニメーション

●視覚効果

●プロジェクト

●表示

●編集

●テキストツール(フォーマット)・・・文字編集の時だけ出没

再生画面

編集作業途中の動画を、ここで再生して確認をします。
画面の右下に、動画全体の時間の長さ(6分35秒50)と、再生地点の時間(4秒24)が書かれています。時間の右側のアイコンを左クリックすると、再生画面が大きくなります。

再生画面の下にあるスライドバーは、時間軸です。
このバーの上のつまみが、今再生中あるいは停止中の地点の位置を示しています。このつまみをドラッグすることで、好きなスピードで早送り・巻き戻しすることもできます。その下には巻き戻し・再生・早送りボタンがあります。

タイムライン

タイムラインとはその名のとおり「時間軸」です。ビデオカメラやスマホで撮影した動画・写真ファイルを取り込むと、ここに「フィルム」のような帯が現れます。複数のファイルを指定した場合には、自動的に並んで一本のフィルムのようになりますが、あとから順序を変えたり、要らないものは削除することもできます。

右下に小さなスライドバーと「-」「+」ボタンがあります。
これは「タイムスケールの調整」のためのもので、タイムラインを拡大・縮小することができます。

動画の順序を入れ替えるなどざっくりした編集をする時には縮小して全体が表示されるようにすると作業しやすく、細かいカット編集をする際には、拡大して数秒単位で操作できるようにすると楽ちんです。