この記事は「Windows Live ムービーメーカー(Windows7時代の旧バージョン)」に関するものです
読み込んだ動画ファイルのうち、不要な部分を削除する方法です。方法は2つあり、ひとつは動画を分割して不要な部分を削除するというもの。もうひとつは、残す部分の先頭(開始位置)と最後(停止位置)を指定してトリミングするというものです。
動画を分割したりトリミングするには、「編集」タブを開きます。
動画を分割する方法
まず分割の方法から。
プレビュー画面を確認しながら、分割したいところまで移動します。
再生ボタンを押し、分割したいところで停止ボタンを押してもいいですし、その上のスライドバーをドラッグして移動することもできます。
右のタイムラインを見ると、動画クリップ上で黒い線が移動していることがわかると思います(これをドラッグで移動させることも可能)。
そこで「分割」ボタンをクリックします。
動画が2分割されました。
同じ方法で動画を3分割します。
3つに分割された動画クリップの真ん中のクリップを指定して、Delete(削除)キーで削除します。
他に動画クリップを分割することで、順序を入れ替えたり、動画の途中からだけ白黒にしたり、再生速度を速めたりと言ったことをすることもできます。
トリミングの方法
トリミングとは、「切り取る」「整理する」などの意味で、写真など端から一定割合を切り取って残したい部分だけにする作業を指します。
動画編集で不要な部分を削除するなら、こちらのほうが効率的です。
まず、プレビュー画面の再生ボタンもしくはスライドバーのドラッグで、残したい部分の先頭にインジケーターを合わせます。
そして「開始位置の設定」ボタンをクリック。
すると、先ほどインジケーターを合わせた場所から手前部分がすべて、消えてなくなりました。「分割する」「分割箇所より前を削除する」という作業をまとめてやってくれるのです。
同様に残したい部分の一番最後にインジケーターを合わせ(再生ボタンやスライドバードラッグで)、今度は「停止位置の設定」ボタンをクリックします。
すると今度は、合わせた位置より後ろ部分が消えます。
「分割する」「分割箇所より後ろを削除する」という作業が行われたのです。
ただし元々別のクリップだった後ろの動画ファイルはそのまま残っています。あくまでその動画クリップ内でだけの作業になります。
「先頭部分だけ削除したい」「後ろのところだけ削除したい」という場合には、どちらか一方だけやればOKです。
「トリムツール」というものもありますが、内容は同じです。
「開始位置の設定」「停止位置の設定」を使ったほうが楽かなと思いますが、一度どういうものか見ておいてください。
この方法で試し1つの長いムービーをカット編集していますが、ムービー保存して作品を見ると、カットしたコマ全てが、オリジナル・データの最初から始まってしまいます。
ご説明されている方法とムービー保存の間にしなければいけない作業はありますか?