動画の冒頭にタイトルを入れてみましょう。タイトルの種類もいろいろありますので、動画にあったものを選んでください。
タイトルとクレジット
ムービーメーカーには、タイトルとクレジットを挿入する機能もあります。クレジットは動画の最後に、制作者や出演者の名前や撮影場所を入れたりするもので、個人の動画ではそれほど利用頻度は高くないかもしれませんが、タイトルは入れる人も多いでしょう。
作業メニューの「ホーム」に、「タイトル」「キャプション」「クレジット▼」の3つが縦に並んでいます。挿入する際にはこれを左クリックします。
動画冒頭にタイトルを挿入する
「タイトル」をクリックすると、タイムラインの一番最初に真黒なクリップが挿入されます。長さは7秒ですが、これは後で変更可能です。
そして作業メニューに「テキストツール」「フォーマット」が現れました。ここでフォントやスタイルを指定することができます。
タイトルの文字は、再生画面上で編集をします。
位置を変更する場合も、再生画面上でテキストボックスをドラッグで移動します。
黒い背景色も別の色に変えることができます。
タイトルの長さを変更
テキスト表示時間は1秒単位で設定することができます。
もともとの7秒は少々長すぎるので、3秒に変えてみました。
ただこれだけだと、3秒後にテキストは消えるのですが、その後真黒な画面が4秒続いてしまいます。
実はタイトルクリップ自体の長さを変更するのは、隣のタブ「ビデオツール」「編集」の中の「再生時間」なのです。こちらも3秒に変更しました。
タイトルの効果を選択する
「テキストツール」「フォーマット」の右側では、タイトルの特殊効果を設定できます。
種類もいろいろ。
試しにいろいろなタイトル特殊効果を並べた動画を作ってみました。
ただあまりタイトル凝りすぎないようにしましょう。
特に長いタイトルは疎ましがられる可能性もあります。
動画にタイトルを重ねる
タイトルを挿入すると、動画クリップが並ぶタイムラインの冒頭に黒背景のクリップが挿入され、そこにタイトルが表示されます。
そうではなく、動画クリップにタイトルを重ねたいという場合にはどうしたらいいでしょうか。
タイムラインの動画クリップの下に、細いピンク色の帯があり、そこにタイトルと同じテキストが書き込まれています。これたタイトルです。
このピンク色のタイトルを、ドラッグして動画クリップの下まで移動させます。その後、黒い空のクリップを選択して削除してください。
これで冒頭から動画クリップが始まり、それに重なるようにタイトルが表示されます。
背景となる動画の色味によってはタイトルの一部が読みにくくなることもあると思いますので、そのような場合にはタイトル文字に輪郭を付けましょう。
また「透明度」を調整すると、タイトル文字が透けて背景が見えるようになります。
動画のエンディングにクレジットを挿入
クレジットも、基本的にはタイトルと同じです。
作成者名や撮影場所、出演者の名前など入れてみましょう。
タイトル同様、こちらも動画クリップに重ねることができます。