テキストや写真・音声・動画などを入力

投稿者: | 3月 22, 2020

OneNoteでは、ひとつのページの中にテキストや図・写真、録音した音声、動画など様々な種類のコンテンツを自由な配置で盛り込むことができます。

  1. テキストを入力する
  2. 写真や図を挿入する
  3. 音声や動画を挿入する

テキストを入力する

テキストを入力するには、タイトル・作成日時下の広い本文入力エリアで好きなところをクリックします。するとその場所に「コンテナ」と呼ばれる入力スペースが作られ、文字を入力することができるようになります。

「コンテナ」についてはまた別途解説しますが、マウスでドラッグして自由に場所を移動したり、枠の右端にカーソルを合わせドラッグで幅を拡大・縮小することもできます。

上部メニューバーの「ホーム」タブには、フォント種類・フォントサイズ・太字(B:ボールド)・斜体(I:イタリック)・下線・蛍光ペンなどさまざまな文字装飾メニューが用意されています。また箇条書きやチェックボックス・重要などの「ノートシール」を使ったり、「見出し1」などスタイルを設定することもできます。

このあたりはWordやExcelとも共通ですので、普段Officeソフトを使っている人であれば、問題なく使いこなせるでしょう。

写真や図を挿入する

次に写真や図を入れてみましょう。

メニューバーの「挿入」タブをクリックして開きます。挿入できるものがいろいろありますね。

  • ファイル
  • 印刷イメージ
  • 画像
  • オンラインビデオ
  • リンク
  • オーディオ
  • 会議の詳細
  • 数式
  • ステッカー
  • リサーチツール

ノートというと、文字を書き込んでいくものというイメージが強いかもしれませんが、写真や図なども上手に活用すれば、後で見た時にビジュアル的にもしっかり理解でき、役立ついいノートになるはずです。

スクラップブック的な使い方もありでしょう。テキストを補完するものとして図や写真を入れるだけでなく、むしろ図や写真がメインで、それにテキストや手描きメモを加えていくという使い方も面白いと思います。

図や写真などを挿入するには「画像」をクリックします。すると「ファイルから」「カメラから」「オンラインから」という3つの選択項目のメニューが登場します。パソコンの中にすでにある画像ファイルを利用するなら「ファイルから」をクリックし、その画像ファイルの場所を指定します。パソコンに搭載されたカメラで新たに写真を撮って挿入することもできます。

「オンライン」を選択すると、ページ左側に検索フォームが登場します。例えば「神社」と入力すると・・・

神社画像がずらり並びました。適当なものを選択してクリックすると、その画像が本文に挿入されます。

気を付けないといけないのは、この検索で登場する画像たちはMicrosoftの検索エンジン「bing」の画像検索結果なことです。決して「著作権フリーの無料素材写真」というわけではなく(それも含まれますが)、企業や個人などのサイトに掲載されているもので、そのほとんどは著作権の対象となっています。

なのでOneNote上で個人的に利用する目的であれば問題ありませんが、その後その写真を使って資料を作成し他人に配布したり、ネット上に公開することはNGです。

挿入した画像は、自由にサイズを変更したり移動させたりすることができます。画像をクリックして選択すると、その外側に縁が表示されます。左右上下の縁をドラッグすれば左右の幅あるいは高さを拡大・縮小することができます。縦横比を変えずに拡大・縮小したい場合には、四つ角をドラッグしてください。

また画像の上を右クリックすると、様々なメニューが登場します。左右・上下反転などもそこから簡単に行うことができ、画像からリンクを張ることもできます。

音声や動画を挿入する

次に音声と動画です。

会議の議事録などで便利なのは、「オーディオ」挿入でしょう。試しにクリックしてみてください。

初回だけマイク利用の許可が求められ、「はい」をクリックすると録音が始まります。大事な部分などは音声で残して張り付けておけば、後から再度聞いて議事録を正確に書き直すこともできます。

メニューバーの「挿入>オンラインビデオ」をクリックすると、YouTubeなど動画共有サイトに公開されている映像をOneNoteのページ内に埋め込むことができます。

「オンラインビデオの挿入」という画面がポップアップするので、埋め込みたい映像のページのURLを入力し、「OK」をクリックします。

そうすると簡単に映像が挿入されます。

+ + +

その他メニューバーの「挿入」タブには、「ファイル」「印刷イメージ」というものもあります。ファイルを添付ファイルとして挿入したり、WordやExcelファイルの印刷イメージを画像で挿入することができます。

使うかどうかわからないメニューも、とりあえず一度触って試しておいてください。そうするといつかニーズができた時にスムーズに活用できるはずです。