入門編の「基本的な使い方」を読めばとりあえずOneNoteを使い始めることができますが、初級編ではもう少し詳しく見ていきたいと思います。
INDEX
Windowsボタンでスタートメニューから起動
まずはOneNoteを起動しましょう。
画面左下のWindowsボタン(窓の絵柄のアイコン)をクリックして「スタートメニュー」を開きます。
キーボード下部にあるWindowsロゴがついたキー(Windowsキー)を押してもスタートメニューが立ち上がります。
スタートメニューでOneNoteを探す
そしてアプリ一覧から「OneNote」を探してクリックします。 アルファベッド順に並ぶアイコンの「O」のコーナーにあるはずです。人によっては「OneNote」「OneNote2016」の2つがあるかもしれません。「OneNote」とだけ書かれたアイコンのほうがWindows10に標準同梱されている無料簡易版です。
「OneNote2016」は2015年に製品版としてリリースされたもので、実は無料簡易版のOneNoteより多くの機能が搭載されています。どちらが使いやすいかは人によって異なるので、余裕があれば両方見てみてください。
このサイトでは無料簡易版の「OneNote」ベースで解説をしていきますので、両方ある方はとりあえず最新版「OneNote」のほうを選んでおいてください。
「スタートにピン留め」しておくと便利
使い方によっては、一日のうちに頻繁にOneNoteを起動することになるでしょう。毎回スタートメニューをスクロールして探すのでは不便です。
そんな時は探す手間を省くため、スタートメニューの右側の広いエリアに大きなアイコンを常駐させましょう。
ここです。頻繁に使うアプリなどをここに自由な配置で並べることができます。これを「スタートにピン留めする」といいます。
デスクトップ上にアイコンを並べてもいいのですが、他のアプリを使っている最中に「ちょっとOneNoteにメモしておきたい」という場合には、スタートメニューにピン留めしておくほうが早いかもしれません。
よく使う「ブック」もピン留めできる
上の画面をよく見ると、上から2行目にOneNoteカラーの紫色のアイコンが2つ並んでいるのがわかると思います。右側がOneNoteアプリを起動するためのアイコン、左側はOneNoteの中にあるブック「買い物リスト」のショートカットです。このようによく使うブックを直接スタートにピン留めすることもできます。
スタートにピン留めする方法
スタートメニューで一覧の中からOneNoteアイコンを見つけたら、アイコンの上で右クリックします。
すると「スタートにピン留めする」という表示が現れますのでクリックしてください。
するとスタートメニュー右側の広いエリアに大きなOneNoteアイコンが設置されたと思います。タイル状に張り付けられたこのアプリアイコンは、マウスでドラッグして自由に位置を変更することができます。よく使うアプリは見やすい場所に移動しておくといいでしょう。グループごとに名前を付けることもできます。
アイコンのサイズ変更
「もっと目立たせたい」ということであれば、アイコンのサイズを変更することもできます。OneNoteアイコンは「小」「中」「横長」の3パターンがあり、デフォルトでは「中」になっていると思います。
利用頻度が比較的少ないものを「小」に変更しておくと、「中」一個分のスペースに4つのアプリアイコンを並べることが可能となり、より多くのアプリをピン留めすることができます。大きさでメリハリをつけておくと使いやすくなるかもしれません。
「タスクバーにピン留めする」でさらに起動しやすく
OneNoteは、例えばブラウザでサイトを閲覧している時や電子書籍を見ている時、Excel作業中などにちょっとメモする目的で起動することも多いでしょう。
そんな時、いちいちスタートメニューを開かなくてもいいようにするのであれば「タスクバーにピン止め」がおすすめです。
タスクバーとは、画面の一番下部分の横長スペースです。通常であれば起動中のアプリのアイコンが並ぶのですが、それ以外に起動していないアプリのアイコンも追加することができます。
タスクバーにピン留めする方法
「タスクバーにピン止め」する方法はいくつかあります。
ひとつはスタートメニュー上で右クリックし、「その他」を選んでから「タスクバーにピン留めする」をクリックする方法です。
もうひとつは起動中にタスクバーのアイコンを右クリックし、「タスクバーにピン留めする」をクリックする方法。
もし邪魔になったら同じ方法で「タスクバーからピン留めを外す」で外すことができます。
OneNoteが見つからない?そんな場合は・・・
いくら探しても見つからない・・・そんな時にはダウンロードが可能です。「OneNote2016」もダウンロードできます。