この記事は「Windows Live ムービーメーカー(Windows7時代の旧バージョン)」に関するものです

編集作業がすべて終わったら、最後にやるのは「動画の書き出し」です。

Windows Live ムービーメーカーの保存には、「プロジェクトの保存」と「ムービーの保存」という2つがあり戸惑うかもしれませんが、「プロジェクトの保存」は、あくまでこの動画編集という作業の保存になります。動画としてひとつの作品ファイルを作成するには、「ムービーの保存」が必要です。

編集作業がすべて完了したら、「プロジェクトの保存」をして、その後「ホーム」タブにある「ムービーの保存」で動画の書き出しをします。動画によっては「ムービーの保存」でかなり時間がかかり、また途中で固まってしまうこともあると思いますので、必ず先に「プロジェクトの保存」をするようにしてください。

動画共有サイト「YouTube」やSNS「Facebook」、写真共有サイト「Flickr」などに動画を公開する場合には、これらのボタンをクリックすることで、「動画の書き出し→公開」をより簡単に行うこともできます。

ただまずは、普通に「ムービーの保存」から進んだほうがいいかもしれません。
(私はYouTubeに直接アップロードしようとして、強制終了になってしまいました)

「このプロジェクトの推奨設定」を選ぶと、素材のサイズ等から判断して最適と思われるサイズを自動的に選んでくれます。特に問題なければこれでお任せにしてしまっていいと思います。

それ以外は、解像度や質がそれぞれ異なります。

高解像度ディスプレイ用 1920×1080ピクセル 24000kbps 29.97fps 192kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり173.03MB
コンピュータ用 640×480ピクセル 5500kbps 29.97fps 192kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり40.71MB
DVDへの書き込み 720×480ピクセル 2799kbps 29.97fps 192kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり21.39MB
電子メール用 320×240ピクセル 1500kbps 29.97fps 48kbps/44.1kHz/ステレオ 1分あたり11.07MB
Windows Phone(大) 854×480ピクセル 5000kbps 30fps 128kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり36.68MB
Windows Phone(小) 320×240ピクセル 1500kbps 30fps 96kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり11.42MB
Zune HD(720pディスプレイ用) 1280×720ピクセル 12000kbps 29.97fps 256kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり87.66MB
Zune HD(デバイス用) 480×272ピクセル 2000kbps 29.97fps 128kbps/48kHz/ステレオ 1分あたり15.22M

私は主にYouTubeなどにアップロードするための動画編集が多いので、デジカメで撮影した動画をWindows Live ムービーメーカーで編集する場合には、「コンピュータ用(640×480ピクセル)」で保存することが多いです。

動画の書き出しには、割と時間もかかります。
よく途中で止まってしまい、なかなか最後までいけないという方がいますが、原因を突き止めるためには、試しに短めの動画を使ってちゃんと保存できるかどうか試してみて、さらには保存する際の解像度なども変更して試してみるといいかもしれません。

また途中でエラーになって、編集過程がすべて無駄になってしまった!ということがないよう、必ず先に「プロジェクトの保存」をするのを忘れないようにしてください。

わだ