この記事は「Windows Live ムービーメーカー(Windows7時代の旧バージョン)」に関するものです

音楽ファイルを読み込んで、動画にBGMとして挿入してみたいと思います。

音楽ファイルを追加するのは、「ホーム」タブの「音楽の追加」をクリックします。

もし指定場所から追加したい場合には、プレビュー画面のスライドバーをドラッグして音楽追加したい場所にインジケーターをあわせ、「音楽の追加」という文字の後ろの「▼」をクリックして「現在の位置に音楽を追加」をクリックしてください。

音楽ファイルは、タイムラインの動画・写真のクリップの上に、細長い薄緑色のラインでしめされます。

動画より音楽のほうが長い場合、動画の長さにあわせて最後が自動的に切り取られます。ただこの後さらに動画を追加すると、切られた部分も復活します。

音量など設定する場合には、「音楽ツール」と書かれた下にある「オプション」タブをクリックしてください。

するとこんなメニューがでてきます。
左端から見ていきましょう。

音楽ボリュームは、クリックすると下にボリュームのスライドバーがでます。

「フェードイン」「フェードアウト」は結構よく使うメニューかもしれません。設定する時には「遅い」「普通」「早い」の3つから選べます。じわじわっと時間かけてフェードアウトさせたい場合は「遅い」になります。

動画自体の音声で、「このセリフのところだけ強調するためBGMを消したい」という場合には、隣の「分割」ボタンを使ってBGMの音楽ファイルを3分割し、重なっているところだけ消音にするといいでしょう。さらにその前後をフェードインとフェードアウトで自然になめらかにつなぐこともできます。

  • 開始時間の設定
  • 開始位置の設定
  • 停止位置の設定

これだけ見ると意味がわからないのですが、BGMが追加された状態の動画の上の適当なところにインジケーター(プレビュー再生の現在位置)を合わせ、順番に押してみるとわかります。

「開始時間の設定」を押すと、そのBGMは、そのインジケーターのところが先頭になるよう移動します。

「開始位置の設定」と「停止位置の設定」はトリミングです。インジケーターより前もしくは後ろの部分が削除されます。

同じことは、その右隣で秒数を指定して行うことも可能です。

長い動画に合わせてBGMを設定したい場合には、「ループ素材」と言われるようなものを使うと便利です。ひとつの曲が3つの部分などにわかれていて、A-B-A-B-A-B-Cなど、動画の長さに合わせて繰り返し並べて使えるものです(尻尾部分の曲Cもあるのでちゃんとまとまる)。

また、「プロジェクト」タブの中の「オーディオバランス」では、動画自身の音声の音量と、BGMとして追加した音楽ファイルの音量のバランスを調整できます。

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なお、私が使っている2011年版には、まだナレーション機能は搭載されていません。

わだ