この記事は「Windows Live ムービーメーカー(Windows7時代の旧バージョン)」に関するものです
特に編集作業などせず、“お任せ”で格好いい動画を作ってくれる機能「オートムービー」がWindows Liveムービーメーカーにはあります。まずはこれで手軽に動画作品を作ってみましょう。
まずは使いたい動画&写真ファイルを読み込みます。
余分に読み込んでおき、この画面で内容確認しながら不要なものを削除していく方法が楽かもしれません。
今回はあえて「写真ファイルのみ」で試してみます。
オートテーマを適用する前に、「名前を付けてプロジェクトを保存」します。ここでは「マカオ旅行2012年」という動画タイトルをそのままプロジェクト名にしました。
利用するのは「オートムービーのテーマ」です。
いろいろなテーマが用意されていて、右下の▼(上に一本線)をクリックすると、隠れている他のテーマも見ることができます。
全部で7つのテーマがありました。
カーソルを上にあわせるだけで、プレビュー画面でのプレビューが始まります。どんなテイストにしたいか確認してみてください。
選択したテーマをクリックすると、「今すぐ音楽を追加しますか?」と聞いてきます。せっかくなので音楽ファイルも追加してみましょう。
音楽が追加されると、タイムラインの写真クリップのアイコンの上に薄緑色のバーが加わりました。これが音楽ファイルです。
動画や写真の長さより音楽が短いと、勝手にコピーして追加してくれます。
タイムラインの一番下までスクロールすると
A 監督
A 主演
A 撮影場所
という3つの背景がベージュ色のものが加わっています。クレジットです。今回「監督」「主演」は不要なので、その2つは削除しました。
そして「A 撮影場所」と書かれたところをクリックすると、プレビュー画面のほうに文字が登場します。
ここ、テキスト編集可能領域になっていますので、好きな文字に書き換えます。今回は「マカオ/2012年/撮影:和田」の3行のテキストを入力しました。
この状態で動画を頭から再生すると、写真の切替効果もいろいろ加わり、タイトルとクレジットも入っていて、なかなか格好いいスライドショー的な動画ができあがっています。
これで「プロジェクト保存」と「ムービーの保存」をしてもいいのですが、せっかくなので少しだけカスタマイズしてみましょう。
まずは動画クリップをすべて指定します。
するとメニュー部分の「ビデオツール」「編集」が開きます。
ここに「再生時間:7.00」とあるのは、写真1枚1枚の再生時間が7秒であることを示しています。ちょっと長い気がするので「5.00」に変更しました。
もちろん写真一個ずつ設定変えることもできます。
次に薄緑色の音楽ファイルをクリックします。
すると「音楽ツール」「オプション」が開きます。
一番最後の部分が途中でぶちっと途切れてしまうのが気になったので、「フェードアウト:なし」となっていたのを「フェードアウト:普通」に変更しました。
これで音楽の最後の部分も自然になります。
そして3つ目の写真の後に挿入されている「マカオ旅行2012年1月」というタイトルをクリックすると、「テキストツール」「フォーマット」が開きます。
ここでも登場のさせ方やスピード、フォントや透明度など細かく指定ができます。文字のフォント&サイズだけ変えてみました。
最後にOKだったら「プロジェクトの保存」をして、次に動画の書き出しをします。
また後で解説しますが、「ムービーの保存」をクリックするか、あるいはYouTubeボタンを押して、直接YouTubeniアップロードすることもできます。
書き出し作業をする前にプロジェクト保存しておくことを忘れないようにしましょう。いろいろ設定しても、書き出し途中でソフトが動かなくなり強制終了となってしまうこともありますので。
そうして出来上がったのがこれです。
他のテーマもそれぞれ全く違ったテイストの動画が仕上がりますので、見てみるといいかもしれません。