「ストーリーボード」から「タイムライン」に切替る

単純に複数の動画を並べて一本の動画を作ったり、タイトルを入れたりするだけなら問題ないのですが、「この部分だけ削除したい」「音声を一部ミュートしたい」などより細かな編集作業をする場合には、編集作業場所を「ストーリーボード」から「タイムライン」に切り替えたほうが便利です。

ここからは「バージョン6」の画面で説明しますが、「バージョン5」でも基本的には一緒です。

まず画面全体をもう一度簡単に説明します。

(1)作業メニュー
(2)素材(クリップ)置場/各種効果一覧
(3)プレビュー画面
(4)編集作業をする場所(タイムライン/ストーリーボード)

この一番下の横長の場所が、素材を並べて加工するまな板のような場所になります。

最初は多分、「ストーリーボード」になっていると思います。
これは一個一個のクリップ(動画や写真などの素材)が、その長さに関係なく、ごろごろ順番に並んでいるものです。

「ストーリーボード」から「タイムライン」に切り替える場合には、「ストーリーボード ▼」となっている下向き矢印をクリックします。

すると候補がでてくるので「タイムライン」を選択します。

そうするとこんな画面になります。
一番上には分・秒数の目盛があり、時間軸に沿った形でクリップが並びます。

そしてプレビュー画面の再生ボタンを押すと、緑色のバーが右に向かって進みます。プレビュー画面に表示されているのは、ちょうどこの緑のバーが重なっている部分になります。

こうすることで、時間軸を見ながら、かなり細かく分割したりカットしたり、ピンポイントにテキストを入れたりすることができるのです。

「バージョン5」の場合も同じです。
ここの「タイムラインの表示」をクリックすれば「タイムライン」になります。もう一度「ストーリーボード」に戻したい場合には「ストーリーボードの表示」をクリックしてください。

タイムラインでより細かく編集するために

全体の長さがすごく短い動画を秒単位で編集しようとしたりする場合には、より細かく編集作業ができるよう、タイムラインの時間軸を拡大しましょう。

タイムラインの左上にある虫眼鏡ボタンの「+」で、時間軸の幅を変更することができます。

もうひとつ、わかりにくいけど結構重要なボタンがこれです。

「ビデオ」の隣の「+」ボタンを一回クリックすると・・・。

違いわかりますでしょうか。
「ビデオ」が「ビデオ/切り替え効果/オーディオ」の3つのラインにわかれたのです。

これによって、ビデオの「音」部分だけを編集できるようになるのです。

例えば動画の途中の一部の音だけを消したいというニーズがある場合、音を消したいところの前後で、「分割」ボタンを使って動画を切り分けます。そして、音を消したい箇所で右クリック。

オーディオを操作するメニューがでてきます。

消したいなら「ミュート」。他に「フェードイン」「フェードアウト」もありますし、「ボリューム」で少し音を下げるといったことも可能です。

もちろんわざわざ「オーディオ」ラインを表示させなくても同じようなことはできますが、こうしておけば視覚的に確認しながら作業ができるので便利だと思います。

1件のコメント

  1. バージョン2011での説明が欲しいのですが、
    探す方法を教えて下さい。

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