初心者のための動画編集ポイント

動画編集は、慣れないと無駄に時間がかかってしまったり、思わぬ失敗でいちからやり直しなんてことになりがちです。初心者の方が気を付けておきたいポイントをまとめました。

【1】こまめな保存を

動画編集は、凝りだすとキリがなくなり、根も詰めて作業に没頭してしまいます。そんな時に突如パソコンが固まって、数時間の苦労が泡と消えたら号泣しちゃいます。
編集作業を開始したら早めに「プロジェクト保存」をし、その後も頻繁に保存するようにしましょう(自動保存の機能がなぜか見つからず)。

【2】使う素材を事前に選別

膨大な量の動画・写真素材がある場合は、ムービーメーカーを立ち上げる前に、ある程度、使う素材を絞っておいたほうがいいかもしれません。写真は「フォトギャラリー」などで見たほうが選別もしやすいですし、動画は取り込み時に少々時間がかかるので。

【3】最初に作品の長さを決めておく

あれも盛り込みたい、これも盛り込みたい。そうして無駄に長い動画作品ができてしまうこと、特に初心者には多いものです。自分だけが見るためのものならそれでもいいのですが、多くの場合、人に見てもらうことを前提にしたものでしょう。冗長なものにせず、ハイライトもしっかり作り、最後まで飽きずに見てもらうため、最初に「尺」をきちんと決めておきましょう。

【4】最初はザクザク、後で微調整

動画編集スタイルは人それぞれですが、最初から緻密な作業をしてしまうと、無駄に疲れる上、全体バランスが悪くなる可能性もあります。最初はザクザクと並べ替えやカット編集をし、全体構成が固まったところで、細かな調整やBGMやキャプション挿入などしたほうが、効率的かなと思います。

【5】“スゴイ効果”はほどほどに

切替効果に視覚効果、そしてタイトル。ムービーメーカーは無料なのに機能充実していて、アニメーション効果も多数用意されています。でも・・・それを使いまくると正直、「うざい」動画になってしまうのです。主役はコンテンツです。過剰な効果挿入は、視聴の妨げにもなります。派手な効果はなくても、落ち着いて最後まで視聴できる作品こそ「スゴイ」のだと思います。